もっとキャリアを楽しもう!

30代サラリーマン応援ブログ。テーマ「仕事」「海外赴任・異文化」「英語学習」「家族」など

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

バンコクで繁盛する手羽先「世界の山ちゃん」に学ぶタイ人とのつき合い方

「世界の山ちゃん」の手羽先との出会いは、義妹の結婚式で名古屋に行ったときだった。 名古屋料理として手羽先が有名なことは知っていたけれども、実際に食べたことはなく、初めて「世界の山ちゃん」で食べたときは胡椒味のインパクトにビールが進んだ。 タ…

タイの完熟マンゴーと美容師と市場原理

この前、休日出勤をした帰りに、専属ドライバーさんが袋いっぱいのマンゴーをくれた。タイ駐在員は、勤務地にもよるけれど、車と専属ドライバー付きの待遇になることが多い。 日本に一時帰国したとき、必ず日本のお菓子をドライバーさんにお土産として渡して…

海外駐在員の現場レポート(ぼくが酒を飲む理由)

海外で働いていると、派遣先の海外法人の業務に従事する一方で、日本の本社との業務上の連携も必要となる。本社の活動方針に沿った海外法人運営ができるよう、業務上の指示に対応したり、進捗具体に関する定期的な報告書を作成し、提出する。 その活動のなか…

ラコステ(Lacoste)に学ぶ Simple is Best!

ファッションセンスというものが、ぼくにはなかった。 中学・高校と違い、大学では制服がないから、当然私服の数が増えた。あの頃の服はもう今では残っていないけれども、思い出すと恥ずかしくなるようなものばかり。 オレンジ色やブルーのロングTシャツに、…

訳ありのおっさんとアユタヤの象を見に行った話

仕事で知り合ったおっさんと、ぼくはアユタヤに出かけた。 そのおっさんはタイ在住歴が長く、タイに詳しい。前職は不明だが、マスコミ関連か何かで働いていたようだ。 バンコクからアユタヤまで、ぼくたちはローカルの電車で移動した。 電車は、出発時間を過…

英語を話す力はひとりで鍛えられる!

日本人が英語に弱い、とは思わない。 ぼくはタイの現地法人に赴任しているけれど、日常の業務上のやりとりはほぼ英語だ。メール文章や資料作成言語も、お互いの共通言語として英語を使っている。 社内通訳者(日本語⇔タイ語)もいるが、日常業務のすべての場…

シドニー語学学校で気づいた日本人の英語力の不自然なバランスとは

シドニーの語学学校では、毎朝、生徒と先生がテーブルを囲み、クッキーとコーヒーを口にしながらフリートークをする。 「授業」という形式ではなく、自然と人が集まり、誰が話題を提供するという事前の決まりもなく、雑談のように最近の出来事や気になる新聞…

ラコステ(Lacoste)が好き(2)

バンコク市内ではデパートが立ち並び、エンポリアムやサイアム・スクエア、ISETAN(伊勢丹)のような大きなデパートにはラコステ(Lacoste)のお店が入っている。 ラコステ(Lacoste)に入ると、長い間評価され続け「ポロシャツの原型」と言われる大定番「L1212…

ラコステ(Lacoste)が好き(1)

休日はいつもラコステ(Lacoste)のポロシャツを着ている。 理由はシャリ感のある生地の着心地のよさと、からだにフィットする美しいシルエットと、ブランドへの信頼が大きい。 ぼくの住むタイでは、3つの季節がある。 もっとも快適な季節は「乾季」であり、10…

小学校での英語教育早期化に賛成します。

2011年、小学校5年生からの英語教育が必修となり、2020年には小学校3年生からの必修化が完全実施されるようです。 長女が2020年には小学校4年生になるため、この学習指導要領の改訂にどのように対応していくか、考えをまとめたいと思います。 まず大前提とし…

シドニーでのホームステイから学んだこと(異文化はどこにあるか?)

シドニーで2週間ホームステイをしたことがある。 ぼくを受け入れてくれたそのファミリーは、海外からのホームステイ希望者に対して自宅を開放し、市からの奨励金をもらうことで生計の足しにしているらしい。 一家の主である父親は過去の大きな事故による障害…

目標を立てることよりも大事なこと!

新年度が始まると、ぼくたちはこの一年で達成すべき目標を定め、その目標に向かって何をするかを考える。 目標設定は、会社方針に沿っていることが大前提で、さらにその方針を踏まえて設定された、自分の所属する部門の組織目標を踏襲して考える。 上司と面…

管理者としての部下への基本作法

タイの現地法人で、ぼくは所属する組織の活動計画を策定し、進捗具合を管理する企画部のマネージャーとして働いている。 小さい部門ではあるけれど、数名のタイ人スタッフの部下がいる。 ぼくは彼女たちに指示を与える。 その指示を受け彼女たちは自らの職務…

海外赴任中は上司をもっと大切にしよう!

日本で仕事をしているときと、いまのタイ赴任での働き方を比較して、決定的にちがうのは「上司との距離感」だと感じている。 海外駐在員の人数は限られている。限られている分だけ、良くも悪くも、日本人社員同士のつながりは強い。 ぼくの働く企業は、組織…

あるおじさんのタイでの晩酌の作法

同じタイ赴任中のそのおじさんは、週末には決まって行きつけの居酒屋に行くそうだ。 バンコクには約3万人の日本人が住んでいて、約1,200店舗もの日本食レストランがあるらしい。「バンコクは日本人にとって住みやすい街だ」とよく聞かれるのは、身近なところ…

タイのおやつ「カオトム・マット」でタイ駐在員生活の運命を占う

タイのオフィスで仕事をしていると、「これ食べて」と同じ職場で働くタイ人のおばちゃんがおやつをくれた。 日本のオフィスでも、女性のスタッフが自分で買ったお菓子をまわりの皆にシェアすることがよくあったので、「シェアする気持ち」のようなものは世界…

海外で食べる一番おいしい料理

先日、タイの同じ職場で働く上司が、ホームパーティーを開いてくれた。 大阪出身のその上司は人情に厚く、ぼくのような部下への気遣いもあり、関わる人たちを大切にする。 そのパーティーに、海外研修生として1年間タイで仕事をしているぼくの後輩(仮名・A…

小沢健二とぼくの青春リバイバルについて

タイに住んでいると、日本の流行に疎くなるせいなのかもしれない。 あるいは、年齢を重ねるごとに、自分の興味の枠組みが、狭く硬直してくるからなのかもしれない。 新しい曲を、しばらく聞いていない気がする。大学までは、CDを購入したり借りたりしながら…

資本主義経済の覇者とタイの若者たち

ぼくはたばこを吸わないけれど、上司や同僚に付き合って、会社の喫煙エリアで立ち話をすることがある。 会社では喫煙時間が決められていて、午前・午後それぞれ10分間の休憩時間と、昼休みの間しか喫煙することができない。喫煙エリアも決められている。 喫…

会議室をめぐる問題とナショナリティ

会社には、商談やミーティングや、さまざまな会議を行うための会議室がある。 この会社では、会議室は事前予約制となっていて、会議室を利用したい社員が、利用時間や用件をイントラネット上で登録しておく。予約状況は、全ての社員が確認できる。 予定して…

儲け話と彼女とバリ島

たとえば「必ず投資額の10%が儲かる商品」があると聞いて、一切の迷いなく、そんな話あるわけがないと切り捨てることを「常識的」というのだろう。 ただ世間には「常識的でない」人たちがいることも事実で、日本でそうであるように、ここタイでもまた、そう…

海外赴任の「終わり」から見える新しい風景

タイに赴任して3年が経過した。 会社によって海外赴任期間は異なるけれど、ぼくの会社では3年が経過するとそろそろ帰国のタイミングを意識するようになる。前の上司も、3年半で帰国した。 当たり前のようになった海外での生活が、いつか終わる。どこかのタイ…

出家する男と働く女

同じ職場で働くタイ人スタッフが、これから2週間ほど休みを取るというので、彼女と旅行に行くには長い休みだな…と勘ぐっていると、理由は「出家するから」とのことだった。 タイでは、男は出家する。同僚に聞くと、およそ9割くらいが出家するそうだ。 仏教徒…

タイのメイドサービスの落とし穴

ぼくの住んでいるタイでは、日本人駐在員のほとんどはメイドサービスを利用していて、食器洗い・掃除や洗濯といった家事の一部をメイドさんがやってくれる。特に単身赴任者にはとてもありがたいサービスで、ぼくも随分このサービスのお世話になっている。 日…