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30代サラリーマン応援ブログ。テーマ「仕事」「海外赴任・異文化」「英語学習」「家族」など

目標を立てることよりも大事なこと!

新年度が始まると、ぼくたちはこの一年で達成すべき目標を定め、その目標に向かって何をするかを考える。

目標設定は、会社方針に沿っていることが大前提で、さらにその方針を踏まえて設定された、自分の所属する部門の組織目標を踏襲して考える。

 

上司と面談をし、自分のこの一年間の活動目標が決まる。

 

 

目標設定の段階では、ぼくはほんとうにやるべきだと思うからこそ、その目標を設定している。自分のやれることと、やりたいことと、やるべきことを良い塩梅で織り交ぜながら、この一年間でここまでやってやろうと意気込む。

 

言葉だけの、上っ面の目標を設定したつもりはない。

けれど毎年、年度末になってその一年間の成果を報告する段階になると、「この一年間の目標って何だったっけ?」と、年初につくった目標設定シートを再確認している。

 

たとえば目標を5つ設定したとしたら、一年後にどこまで覚えていられるかわからない。大雑把には答えられるだろうけれども、細部までビビットに言い当てられるか、はっきり言って自信がない。

 

 

何かを掲げたとき、それを今日明日からの日々の行動にどう織り込むかが、だからきっと大事な鍵を握っている。

 

毎日、毎週、あるいは毎月の行動のなかに織り込むことができれば、活動は目標に向かって前進を始める。

 

耳障りの良い、体の良い言葉で目標を語ることが、何かを生み出す力にはならない。どれだけ力強い言葉で飾っても、ぼくは動かず、きっとまた同じ日々を繰り返す。

 

問題は、その「あと」にちがいない。

 

目標を設定することではなく、「設定したあとに何をするか」「設定したあとに何を変えるか」を吟味し、日々の活動にブレークダウンすることにこそ、力を注がなければならないし、

 

新しい日々に散りばめた目標の欠片たちを、大事に拾い続けていくことに苦心しなければならないのだろう、とぼくは思っている。

 

もう一度、新年度に立てた目標を、開いて見ることにしよう。

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