家づくり(3)「想い」をカタチに
来月、新居が完成します。
「家族を守る家」をコンセプトに、家づくりを決断した日から1年。
家づくりに関して右も左も分からない状態から、何度も住宅見学会に足を運び、書籍や雑誌から情報を集め、セミナーを受講し、どうにかこうにか、
自分たちの「想い」を、形にすることができました。
予算の設定や工務店選び、間取り、素材、広さ、土地。
一つひとつを妻と話し合い、ときには夜中まで続き、互いに希望を言い合い、優先度を明確にし、折り合いをつけるべきところは互いに折り合いをつけ、
ここまできました。
ひとつ言えることは、この家は僕と妻のふたりでしか生み出すことのできなかったものであるということ、
紛れもない、僕たち家族の共同作業の賜物であるということです。
僕は素材にこだわり、床や天井、内壁の素材や断熱材、断熱工法(新居は外断熱工法を採用しました)など、
家の温熱環境と調湿性を重視し、できる限り仕様に織り込みました。
妻は日常の動線や水回りの設備、子どもたちに目が届くような間取りや配置など、僕に足りない視点を与えてくれました。
互いが、互いにない視点を提供しながら、ひとつのものをつくっていく。
家づくりといえば人生の一大イベントですが、この貴重な経験を、一つひとつ夫婦で乗り越えてこれたことが、嬉しい。
新たなチャレンジを前に、僕ひとりの力でなく、
夫婦や家族全体でそれを乗り越えていく経験。
家族をもつことの醍醐味って、そういうところにあるんじゃないかな、
と、僕はこの家づくりを通じて、気づくことができました。
僕たちの「想い」がカタチとなった新居、来月の完成が待ち遠しい!