絵ハガキで家族コミュニケーション
僕は単身赴任(バンコク駐在)で家族と離れて暮らしているのですが、家族(妻と2人の娘たち)と絵ハガキのやりとりをしています。
頻度は月に2~3回ほどですが、妻と娘2人それぞれに短いメッセージを添えて送っています。日本から来る絵ハガキには、長女(3歳)の絵(似顔絵がメインだったのですが、最近は文字も書けるようになりました)が描かれてあって、
僕はいつも楽しみにしています。
こちらは頻繁に郵便受けに届くので、アパートの受付の方(タイ人)が
「またハガキ届いてますよー」
と知らせてくれます。
そういえば前に、郵便受けの鍵を部屋に忘れたのでまた取りに戻ると受付の人に伝えたところ、「ちょっと待っててください!」と言われ、
バタバタと(管理者用の)合鍵を探して開けてくれたこともありました(笑)
家族と離れて暮らすというのは、確かに寂しい面もあるのですが、
そんななかでも「できること」はあるし、「できること」をやっていこうと思っています。
もちろんインターネットでつながっているので、LINEやスカイプなどコミュニケーションの手段はたくさんあるのですが、
絵ハガキというのも、いいなぁと思います。
タイの風景や文化遺産の写真を見て、日本の家族は僕が住んでいる国のことを想像するだろうし、
僕の筆跡から、僕が元気で暮らしていることも伝わるだろうと思います。
僕も、子どもの描いた絵がだんだんと上手くなってくるのを見て娘の成長を感じられるし、
その絵の側に妻がメッセージを書いているのですが、そのハガキ全体から日本の家族が元気でにぎやかに暮らしている様子が浮かんできます。
絵ハガキには、なんとも言えない味わいがあります。
メールや電子ツールとは違って、生活感がにじみ出る、そんな感覚です。
海外駐在でなくても、大切な人と離れて暮らしている方には、たまに絵ハガキを送ってみることをお勧めします。