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30代サラリーマン応援ブログ。テーマ「仕事」「海外赴任・異文化」「英語学習」「家族」など

海外単身赴任で貯金を増やそう!(1) 海外単身赴任時期は「貯金ボーナス期」

タイで単身赴任をしてもう1年10ヶ月。

「海外での単身赴任期間をどう価値づけるか」でひとりの単身赴任生活が楽しくもなるし、つらくもなる。この記事では、「お金」をテーマに、海外単身赴任期間を楽しむ方法をご紹介します。

海外単身赴任期間を「貯金ボーナス期」と考えよう!

「貯金ボーナス期」というのは、ぼくの造語。

バリバリ働ける生産人口(15歳以上、65歳未満)の比率が大きく、これからも上昇が続く時期のことを「人口ボーナス期」というけれど、そういう国は高い経済成長率を実現する潜在力があるといわれる。大雑把に言ってしまうと、「(働ける人口が増え続けるのだから)黙っていても経済が発展する時期」ということ。

「貯金ボーナス期」とは、この「人口ボーナス期」にちなんで名づけてみたのだけれど、つまり、「黙っていても貯金が増えつづける時期」という意味です。

※実際は、黙ってちゃ貯金はできない。貯金を増やすにはコツがあります。

海外単身赴任手当というプレゼント!

海外単身赴任者がもらう給与に、「海外単身赴任手当」がある。

この「海外単身赴任手当」は、日本に残る家族との二重生活にかかわる費用を補てんするだけではなく、「海外で働くこと」に対するインセンティブも含まれるから、割といい金額になります。

つまり、同じスキルの人間でも、海外に出ると収入が増えるということ。

サラリーマンである以上、昇進でもしない限り給与の大幅アップは望めませんが、例外がこの「海外単身赴任」。当然赴任期間中だけの特権だから勘違いをしてはいけないけれども、でもこの手当はおいしい。非常に。

「支出」を制する者が「貯金ボーナス期」を制す!

当り前のことだけれど、「貯金=収入ー支出」。これが「貯金の方程式」だ。

「海外単身赴任手当」で収入が増える。でも、これだけでは片手落ち。もう一方の「支出」をコントロールせずに貯金はできない。

こればかりは赴任国によって事情がちがう。支出面では、ぼくのように物価の安い国に赴任したひとはラッキーだ。だって、生活コストが安い。

たとえば、タイではコーラ350mlが1本40円~50円くらい(為替レートによって変動はある)。日本の半値以下だ。ご飯だって、現地の屋台で食事を済ませようとおもえば、1食100円以下でいける(ただこれを実践しつづけられるひとは少ないけど・・。ぼくは無理です)。

「支出」をコントロールするためのコツを紹介します!

「支出」のコントロールは、メリハリが大事です。

タイ赴任での2大支出は、間違いなく「ゴルフ」と「ナイトライフ」だ。特にタイ赴任期間中にまったく貯金ができなかった人の話を聞くと、ナイトライフでの散財が多い。

せっかくの海外赴任。その日々を楽しく過ごそう!という気持ちはわかるけれど、娯楽にはまって散財・・!は、いただけない。逆に、貯金!貯金!と息巻いて、コストを切り詰めて何もしないのも、どうかとは思う。

要は、やり過ぎない範囲で、楽しく暮らそう。月2回とか3回と決めて、ゴルフを楽しむのはいいことです(好きなら、の話ですが)。ナイトライフも、常識の範囲内で・・。

支出コントロールのコツは、1ヶ月に使えるお金を明確にすることです。

「1ヶ月に使えるお金」=「収入」-「目標貯金額」

あとは、自由に使える範囲内で海外生活を楽しみましょう!

家計に貢献しよう!

家族をもったなら、自分がもらう給与はもう自分だけのものではありません。

海外単身赴任という「貯金ボーナス期」を活用して、家計に貢献しましょう。娯楽に興じて散財するよりも、貯金を増やして、子どもたちの教育やマイホームの修繕、または住宅ローンの返済に充てたほうが、ぼくは有意義だとおもう。

「貯金ボーナス期」を、家族みんなの人生の味方にしましょう!