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30代サラリーマン応援ブログ。テーマ「仕事」「海外赴任・異文化」「英語学習」「家族」など

単身赴任者の家族コミュニケーションには「ゆるさ」が大事!

海外単身赴任中は、家族とのちょうどいい「距離のとり方」が重要です。

単身赴任、しかも海外となると、離れて暮す家族との関係が疎遠にならないように、自分なりに「対策」を考えるものです。Skype、LINE、SNS…。コミュニケーション手段はたくさんあります。

だけど大切なのは、家族互いに負担のない「距離感」を共有することだと、ぼくは考えています。

昨年、ぼくがタイに赴任した当初は、家族とのコミュニケーションが疎遠にならないよう、毎朝電話していました。週末には、Skypeで。当時は、頻繁にコミュニケーションをとることが「良いこと」だと考えていました。

けれど、夫婦互いにそれぞれの生活リズムがあります。

毎朝の電話も、こちらの出勤前の時間帯が、日本では子どもの幼稚園の支度や食事時間で、その傍らで朝の家事を済ませなくてはいけない多忙な時間帯だったりする。ぼくのほうも、遅めに起きた朝は支度に追われてしまって、電話の余裕がなかったり。

休日だって、外出や子どもの昼寝の時間、お風呂や寝かしつけなど、お互いが余裕をもって(Skypeのための)時間を確保するのがむずかしい。子どもたちの体調も、機嫌も(それに伴って妻の機嫌も…)、目まぐるしく変わる。

すると、気づかないうちに「心の負担」が溜まっていきます。「電話しなければいけない」「Skypeしなければいけない」という無意識の義務感が、結構ストレスになるものです。

「家族なんだから、もっとゆるくていいんじゃない?」

妻のこのひとことで、ぼくも気持ちが楽になりました。お互い無理をしない、負担にならない距離感で、ゆるくつながる。家族だからこそのゆるい関係。

きっと男のほうが多いのだろうけど、家族コミュニケーションをつい「頑張ろう」としてしまう。いつの間にか、毎日・毎週末の電話やSkypeが義務だと思い込み、できないと焦ったり、どこかで挽回しようと思ってしまう。

もっと自由で、ゆるくていい。LINEもメールも、返信できるときに返信すればいいし、電話だって、落ち着いて話ができるときでいい。相手が忙しい時間に、わざわざ電話をする必要もない。

家族だからこその、ちょうどいい「距離感」がある。

その「距離感」を夫婦で共有できていれば、家族コミュニケーションはずっとお互いに楽になる、とぼくは思います。

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