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30代サラリーマン応援ブログ。テーマ「仕事」「海外赴任・異文化」「英語学習」「家族」など

社会人10年目の『上司に評価される報告書作成のコツ』

社会人10年目の僕が考える、「上司に評価される報告書作成のコツ」をシェアします。

僕は、元気に気持ちよく仕事をすすめるために、

上司に評価されるかされないか

はリアルに死活問題だと思っています。

「上司が分かってくれない」とか「いまの上司と合わない」と言う前に、目の前の相手に自分を「認めさせる」努力をしてみる

そんなことも必要なんじゃないかと思います。

なかでも「報告書の作成」、上司と自分との日常的な接点です。

ポイントを押さえて「評価される報告書」をつくればつくるほど、今よりもきっと気持ちよく働けるし、やりがいのある仕事を任せられるようになると思います。

では、本題です。

報告書を作成するときのコツは、

①計画と実績を常に「比較」し、

②その差異を「検証」し、

③(できれば)計画の「修正案を提示する」こと

だと思います。

常日頃から、これを意識していることが大切です。

計画目標に対して、いま実績はどうなったのか(①のポイント)。この情報がなくては、

上司には「判断基準」がありません。

結果、その報告書は、「評価されない」報告書となってしまいます。

次に、忘れてはいけないのが、

「検証」(②のポイント)です。

僕は、この「検証」を日々実践しているかどうか、が

上司の評価に大きく影響している

と思っています。

なぜかというと、

・「検証」は、組織活動にレバレッジをかける行為だから

です。

まず「検証」の手順ですが、

  1. 「うまくいったこと」「うまくいかなかったこと」を、要素別にリスト化する
  2. 上記の要素ごとに、計画と実績の比較をする(達成/未達成を定量的に)
  3. 「うまくいった理由」「うまくいかなかった理由」を、要素別にまとめる(客観的事実を論拠とする)
  4. (特に)「うまくいかなかった理由」に対し、「では、今後どうアクションすればうまくいくのか(考察)」を加える

ここまでが、1セットです。

上記1と2は「作業」ですが、3と4は「(自分なりに)考える」行為です。

この3と4、つまり「うまくいったこと、うまくいかなかったことの背景を(客観的事実をもとに)分析し、今後の組織活動へフィードバックするための考察を加える」こと、この部分こそが、

僕たちの付加価値、つまり「仕事」

であり、上司が評価の対象とする部分だと思います。

活動の正しいフィードバックは組織を強くし、発展させるための重要な手がかりとなります(僕たちが普段作成している報告書は、組織活動の重要なフィードバックだと考えています)。

そして、正しいフィードバックを上位マネジメント層へ伝達することが、僕たちの「仕事」です。

・「検証」は、組織活動にレバレッジをかける行為である

と言ったのは、そういう意味です。

単純にデータをまとめたり、数字をつくったりすることは「仕事」ではなく「作業」だと僕は考えています。

自分の付加価値をしっかりと認識して、組織発展への貢献にまで意識が届いているか。

このポイントを押さえておけば、報告書のつくり方がガラリと変わるはずです。

どうぞ、お試しあれ!