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雨の日はデッキシューズを履こう!

タイには雨季があり、その時期には雨がよく降る。突発的なゲリラ豪雨が多く、もともと高低差がなく水はけの悪い土地のため、水が溜まりやすい。この間も外出中に豪雨に見舞われ、バンコクを東西に走るスクムビット大通りが冠水した。

雨季には外出が億劫になる。日本の梅雨の時期もそうだった。その億劫さの原因は「靴」だ。雨水が染み込み靴下が濡れ、もうこれ以上歩くのがイヤになる。

キャンバス地のスニーカーは水を吸収しすぐにダメになってしまう。でも、大の大人が長靴では恰好わるい。たとえ雨でもメンズファッションとして真っ当な靴を履きたい。

そんなぼくが、雨の季節に重宝しているのが「デッキシューズ」だ。デッキシューズがあれば雨の日の憂鬱が解消できる。ファッション性も高く、社会人として、大人の男としてどこへ行っても恥ずかしくない。

そんなデッキシューズの魅力を紹介します。

船乗りたち向けの特殊スペック!

「デッキシューズ」とは、その名の通り船乗りたちが船の甲板(デッキ)で履くために開発された靴だ。船の甲板(デッキ)には、海水が入る。船乗りたちが甲板上の海水で足を滑らせないように、この専用靴が考案された。

デッキシューズは靴底のグリップ性が強く、雨の日でも歩きやすい。濡れた場所を歩いても滑らない。その理由は靴底の構造にあり、細かな切れ込みがある。タイヤの溝と同じで、この靴底の独特な構造が水を排出しやすくしている。

もうひとつの特徴は、革だ。「オイルドレザー」と呼ばれる革を使用しており、通常の革よりも油分が多い。油分による撥水効果が高いため水をよくはじく。スニーカーのように水が浸透して靴下までびしょ濡れになることがない。定期的に手入れをして油分を補っておけば高い撥水性を保持することができる。

船乗り向けに考案されたデッキシューズを雨の日に履く。

もともと水に濡れることを前提とした靴なので雨水のなかでも気にせずに歩くことができる。水も入りにくい。日常靴としては必要十分なスペックだ。

愛用のデッキシューズたち

どうせ買うなら、品質のいいものを長く愛用したい。

ぼくはデッキシューズを2足持っている。雨の日用だけでなく、普段使いとしても十分に使える。ぼくの住むタイでは年中履けるし、日本では春・夏シーズンはとくに重宝する。

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これは、『スペリートップサイダー(アメリカ)』の一足。紐もソールもすべて同じブラウン色で統一されていて、素足で履いてもサンダルのようにラフに見えないところが気に入っている。

このブランドのデッキシューズは、アメリカ海軍兵学校で正式採用されている。品質は折り紙つきだ。

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2足目は『パラブーツ(フランス)』の『バース』。大人の服飾はセオリー通りシンプルにまとめるのがぼくの好みなので、本当はさきに紹介した『スペリー』のように単一色で統一されたものを探していたが、バンコクで見つけることができなかった。

紐とソールがホワイトのため、カジュアルな雰囲気が出ている。これはこれで休日のリラックススタイルに良く合うので、お気に入りの一足だ。

こちらの『バース』もフランス海軍の潜水艦部隊で正式採用されている。雨の日を快適に歩きたいぼくには、十分すぎるスペックだ。

 

雨の日はデッキシューズを履こう!

靴を変えれば気持ちが変わり、一日の気分も変わる。雨の道路もデッキシューズがあればこわくない。ワードローブに一足ご用意いただくことをお勧めします。