ラコステ(Lacoste)が好き(2)
バンコク市内ではデパートが立ち並び、エンポリアムやサイアム・スクエア、ISETAN(伊勢丹)のような大きなデパートにはラコステ(Lacoste)のお店が入っている。
ラコステ(Lacoste)に入ると、長い間評価され続け「ポロシャツの原型」と言われる大定番「L1212」と、よりスリムなシルエットと短めの丈の新デザイン「PH051E」が規則的に展示されている。
瘦せ型のぼくには、新デザインのスリムな「PH051E」が合う。身長178cm、体重60kgのぼくはフランスサイズ「3」(USサイズの「S」)が丁度よくフィットする。
いつも同じサイズを購入するくせに、購入前に必ず試着をし、着心地とフィット感と色合いを確認するようにしている。タイでは、気軽に試着ができるからとても助かる。
結局、計画的な買いものと、ついその場の勢いで買ってしまったものを合わせると、クローゼットには6枚のラコステ(Lacoste)のポロシャツがある。
なかでも着まわすことが多いのは、定番色となる「白」「黒」「ネイビー」だ。
「ネイビー」に関してはどこの店舗にもぼくに合うサイズがなく、何店舗も探し回ったけれども、それでも品切れで見つからなかった。探し始めてから3ヵ月後くらいに、ようやく新規に補充され、 やっと購入することができた。
ラコステ(Lacoste)の発色は美しく、洗濯や紫外線や汗などによる色褪せや色落ちに強い耐性がある。繊維のなかまでしっかりと染料を染み込ませる高い技術と、厳しい品質水準が、それを可能にしているらしい。
「サックスブルー」のポロシャツも気に入っていて、それはいつもゴルフのときに着用している。タイの強い日差しも気にならないし、毎週末のゴルフで繰り返し着用しても色落ちがない。
ラコステ(Lacoste)と出会い、定番色の「白」「黒」「ネイビー」を買いそろえてから、何より休日のカジュアルな着回しがラクになった。
同じスリムフィットの薄手のチノパン(ベージュ、グレー)と合わせると、どの色とどの色を合わせてもしっかりと決まり、自信をもって外出を楽しめる。
愛用者によると、何年も着続け、それでも少しずつ色落ちするラコステ(Lacoste)もまた、味わい深いものになるらしい。
その経年変化も楽しみにしながら、ぼくはこれからもラコステ(Lacoste)を着続けたいと思っている。