海外単身赴任で貯金を増やそう!(2) 一番大事な支出管理のコツ!
海外単身赴任の期間、貯金を増やすためには「支出のコントロール」が大事です。
だって、貯金の方程式は「貯金=収入ー支出」。海外単身赴任の場合、「海外単身赴任手当」などの諸手当が支給されるため、「収入」は(黙っていても!)増える。
あとは「支出」をどう管理するか、で海外単身赴任期間中にできる貯金額に大きな差ができる。
では、具体的にどうすれば「支出のコントロール」ができるのか。
ぼくがやっていることを紹介します!
支出管理のコツ!
超シンプルです!
① 月当たりの目標貯金額を決める
② 月当たりの必要経費を計算する
③ 給与振込口座から、①と②を引いた金額だけを引き出す
④ ③の範囲内で生活を楽しむ
まずは、目標貯金額を決めよう!
たとえば赴任期間が3年間の場合、「3年間でどれだけ貯金を増やしたいか」を夫婦でよく話し合うのが大事です。
・〇〇万円貯めて、家族旅行をしたい!
・〇〇万円貯めて、住宅ローンを繰り上げ返済したい!
・〇〇万円貯めて、将来のための貯蓄を増やしたい!
「お金」について夫婦共通のテーマをもつと、単身赴任期間をポジティブにとらえられるようになる
これが、ぼくの実感です。「お金」はモチベーションの源泉のひとつ。どうせ同じ単身赴任生活を送るなら、モチベーションはひとつでも多くもったほうがいい。
月当たり経費を計算しよう!
海外単身赴任で家族を日本に残す場合、年に何度か「自費」で帰省するもの。ぼくの場合、この帰省費用も「必要経費」と考えています。
※年に何回(自費で)帰省するか、これも夫婦で話し合って決めておくことが大事。ちなみに我が家は、年4回分の帰省費用を経費としています。
おおよそ年間の帰省費用(おおよそのチケット代×帰省回数)を算出したら、その金額を月割にします。その金額を、「月当たりの経費」と見なします。
ほかにも海外での住居費や毎月の新聞代など、決まって支払いが発生する費用をこの「月当たり経費」として勘定します。
残ったお金でさあ遊ぼう!
月給から「目標貯金額」と「月当たり経費」を差し引いた残りのお金が「自由資金」。
食費などの生活費と、ゴルフや飲み会などの娯楽費はこの「自由資金」の範囲内でカバーするように調整します。
この「自由資金」を明確に決めておくと、
ATMから「自由資金」だけを引き出して、この金額の範囲内で生活できるかどうか
だけを管理すれば、支出管理は万全。ぼくは赴任したばかりのころに簡単な家計簿をつけていたけれど、結局この「自由資金」が明確になってからは、もっとシンプルに楽に支出管理(=家計管理)ができるようになった。
ズボラなぼくにもできる簡単な家計管理。ぜひお試しください!