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30代サラリーマン応援ブログ。テーマ「仕事」「海外赴任・異文化」「英語学習」「家族」など

秋田県人でもTOEIC920点!(3) 英語学習の3つの落とし穴に気をつけろ!

「英語をつかって仕事がしたい」「海外で働いてみたい」と思いながら、英語の学習に取り組んだ大学時代。いまふり返ると、「英語の上達という目的を達成するために、何をしなければならないか」が不明確なまま、学習に取り組んでいた。

英語学習者が陥りやすい「落とし穴」に気をつけろ!

この記事では、ぼくが実際に陥ってしまった英語学習の「落とし穴」を紹介します。

これらをいますぐやめることで、ずいぶんと目標達成までの時間が削減できる。ぼくと同じ「落とし穴」にはまっている人たちの参考となればと思います。

(ぼくはずいぶんと多くの時間を費やしてきたから、ほんとうに「やめたほうがいい」って胸を張っていえます)

1.英語の「聞き流し」はもったいない!

大量の英語を聞き流すだけで、英語ができるようになる!

そう信じて、ぼくは文字通り大量の英語を、家ではかけっぱなし、外出のときにはウォークマンで「英語のシャワー」を浴びまくった。いつか英語に耳が慣れ、すべて聞き取れるようになる日がくることを祈りながら・・・。

英語を大量に聞くことは、それなりに効果はあると思う。だけど、ギターの演奏を大量に聴くだけでは実際に(自分が)ギターを弾けるようにはならないのと同じように、英語を聞き続ける「だけ」では「英語ができる」ようにはならない、というのがぼくの実感だ。

当時のぼくにアドバイスするなら、

「聞き流すのではなく、スクリプト(本文)をしっかり見て、自分でも復唱しなさい

といいます。

英語は自分のからだをつかって、からだで体得するものだ。漠然と聞き流すのではなく、しっかりスクリプト(本文)を確認して、文字と音と意味をつなげ、自分の口で反復し、ネイティブの発音と自分のつたない発音の差をじりじりと埋めていく努力をする。この地道さこそが、英語習得の一番の近道です

2.英語学習法マニアになるな!

これもぼく自身の反省なのだけれど、

「どうすれば効率的に英語を習得できるのか?何がベストな方法なのか?」

を求めるあまり、英語学習法に関する本を何冊も何冊も読みあさる。

でも、当り前のことだけれども、英語学習法に関する情報をいくら集めたところで、英語がうまくなるわけではない

効率的な英語学習法に関してある程度知識を集めることは大事だけど、結局のところ(音読のような)基礎学習を地道に実践するのがもっとも確実だ

学習法マニアにならないように気をつけましょう。そういう本を何冊も読む時間を、実際の英語を読む時間に充てましょう。貴重な時間はもどらないから。

3.「完璧な発音」を目指す必要ないから!

ぼくたちは、「ネイティブレベルの発音」を目指す必要はない。仕事のコミュニケーションでは、「通じる英語」ができれば十分だ。「ネイティブのような発音」にこだわりすぎると、英語をしゃべれなくなってしまう。これでは本末転倒だ。

ぼくが陥ったのは、「英語を正しく発音できないうちに音読を繰りかえすと、『変なクセ』がついて、いつまでも正しい発音が身につかない。だから、発音は徹底して練習しなければならない」という「落とし穴」。

こんなにガチガチになる必要はない。ゴルフでもなんでも、アマチュアは「変なクセ」があって当たり前だから。「完璧な発音」ではなく、「通じやすい発音」を目指そう。

完璧主義は時間の無駄です。だって、非ネイティブなんだから。それに、発音に関してはあとからでも割と矯正がきく。だから、あまりこだわらないように。

それよりも、さっさと音読!です。

 

・・・

 

大学時代のぼくがこの記事に出会っていたら、どう変わっただろうか。

でも、また別の「落とし穴」にはまって、どっちみち非効率なことをやっていたかもしれないな。「効率的なやり方」というのは、いつも過去をふり返ったときにだけ語れるものだから・・・。

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