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30代サラリーマン応援ブログ。テーマ「仕事」「海外赴任・異文化」「英語学習」「家族」など

秋田県人でもTOEIC920点!(2) 音読で「英語回路」を育てよう!

英語ができるようになりたい。

楽して英語がうまくなる方法はあるのか?

大学時代、ぼくは「英語ができるようになりたい」と思って、いろんな英語学習法の本を読み漁ったのだけど、結局のところ「楽して英語ができるようになる!」という夢のような方法はない、というのが本当みたいだ。

ほら、よくダイエット業界の広告で「楽してやせる」とか「飲むだけでやせる」とかキャッチ・コピーがあるけれども、ダイエットの原則は、どこまでいっても「消費カロリーが摂取カロリーを上まわるかどうか」が勝負。そのためには、日々の運動習慣とか、食生活を見直すのが結局はベストな方法で、「楽してどうのこうの」という方法では効果が出ないのと一緒です。

たったひとつ、アドバイスするとしたら・・・

英語学習について、いまぼくが過去の自分にアドバイスするとしたら、

・できるだけ毎日

・ある程度の文量の英文を

・(意味を理解しながら)音読すること

まずはこれを続けるための生活習慣をつくろう!と言うでしょう。

ぼくが高校生のときに英語が得意になったのは、「音読」の習慣を取り入れてから。

毎日10分、15分でも、英語を音読する。ぼくの実感としては、英語がうまくなるには自分の脳に「英語を処理する回路」を日々つくっていく営みが必要で、それは「一日にどれだけ英語を勉強したか」ということよりも、「毎日英語に接し続けているかどうか」のほうが数十倍も大事。そうおもいます。

忙しい毎日。でも、「できる時間」で構わない。たとえ10分でも、「音読習慣」をつくること。これが英語学習の基礎です。

音読で「英語回路」を育てよう!

英語を読む、英語を聞く、英語で話す。そのときに必要なのが、「英語を英語の語順のままに理解する能力」です。

中学や高校の授業では、英文和訳で「関係代名詞がある文章は後ろから前に訳して・・・云々」と教えられたけれど、英語を英語のまま、そのままの順序で意味を処理していかないと、実践ではつかうのはむずかしい。テストでいい点をとるだけなら、「後ろから前」でもいいかもしれないけど・・。

「音読」を続けると、この「英語を英語のまま、そのままの順序で意味を処理していく」という感覚がつかめます。これをぼくは「英語回路」と理解しているのだけど、この処理回路を太く大きく育てていくのが、英語学習の「キモ」だと思います。

いろいろある英語学習法。でも、その前に・・・

世の中に出まわる英語学習法は、おそらく無限にある。生活スタイルや仕事や環境など、そのひとなりに合った学習法をつくっていくのがベストなのだけれども、あれもこれも試して吟味することができないのが実情だ。

だからひとつだけ、「音読」の習慣で基礎づくり。この基礎がしっかりとできたら、自分の興味のある方法や教材を試してみるのがいい。だけど逆に、基礎がないと何をやっても効果が出ない。

「音読」は、野球の「素振り」です。まずはこれからやっていこうよ!というのが、ぼくの実体験からのアドバイスです。

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