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30代サラリーマン応援ブログ。テーマ「仕事」「海外赴任・異文化」「英語学習」「家族」など

タイ人は踊る。彼らの音楽と踊りが教えてくれた「喜びの作法」をぼくは忘れない。

音楽や踊りは楽しい。ずっと昔から人間は音楽や踊りで喜びを表現してきたわけだから、きっとぼくたちのからだの深いところでは、音楽や踊りは「喜び」そのものなんだろうとおもう。

音楽に合わせて踊るタイ人をみていると、ぼくは何かこう、自分のからだの深い部分から衝動がこみ上げてくるのを感じる。うまく言えないけど、原始のころからの「喜び」の衝動というか。ちょっと大袈裟だけど。

タイ人って、踊りがうまい。音楽に自然に反応して、無理もぎこちなさもなく、流れるようにからだが動いている。リズムに乗るのも不格好なぼくには、それがすごくうらやましくて。でも、見栄も恥じらいもちょっとだけ剥ぎ取って、彼らとともに音楽のリズムにからだを任せると、それが結構、気持ちよくて。

タイ人にとって、音楽や踊りは身近なものなんだろうとおもいます。民族舞踊として小さいころから学んできたこともあるのだろうけれど、それよりも、「喜び」の衝動に素直でオープンな彼らの心のあり様が、日常と音楽と踊りをつないでいる。ぼくはそう思う。

「いま」享受できる最大値の喜びに自分をひらいて、その場にいるみんなとその喜びを分かち合う。見栄も恥じらいもいらない。みんなが、「喜び」という見えない糸でつながる。

これって、最高。

タイ人の音楽と踊りには、そんな「喜びの作法」が息づいている。ぼくは、そう思います。

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