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30代サラリーマン応援ブログ。テーマ「仕事」「海外赴任・異文化」「英語学習」「家族」など

読書録 大前研一著 「稼ぐ力」(2)2つのスキルを鍛えよう!

経営コンサルタントの大前研一さんが、著書『稼ぐ力 仕事がなくなる時代の新しい働き方』のなかで、「2030年に生き残れるグローバル人材」になるための2つのスキルを紹介しています。

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<グローバル人材になるための2つのスキル>

  • 「ハードスキル」‥ビジネスで必要とされる“道具”。具体的には、会計、財務、マーケティング理論、統計学など。
  • 「ソフトスキル」‥民族・国籍・文化・言語・宗教の違う人たちとコミュニケーションをとりながら、ビジネスを円滑に進める能力(英語力が前提)。

いま働いているひとは、これから、車の両輪のように、この「ハードスキル」と「ソフトスキル」をバランスよく高めていく必要があるということです。

この2つのスキルを意識しながら普段の仕事に取り組めば、モチベーションのアップも期待できそうです。

 

ー いまの仕事に関して、「ハードスキル」を高めるために、新たに学ぶべき知識は何だろう?

(日常の実務をこなすだけなら必要最低限の知識・経験則があれば十分ですが、仕事の考え方を少し広げて、実務知識を体系化したり、周辺の専門知識を調べてみる等)

 

ー 「ソフトスキル」を磨くチャンスはあるだろうか?

(海外駐在であれば積極的に現地スタッフとのコミュニケーションをとる、現地文化や歴史などに関する書籍を読んで理解を深める、コミュニケーションに関する理論を学んでみる、語学を勉強する等)

 

自分のなかにフラグを立てて、「いまはハードスキルを伸ばすチャンス!」「これはソフトスキルを高めるのに役立つかも?」と、

折に触れて、今やっていることが将来の糧となり力となるということを、しっかり紐付けることが大切だと思います。

 

もしかすると、「面倒だ」「つまらない・・」と思っていた仕事にも、積極的に「意味」を見出し、

今までよりももう半歩、掘り下げて考えてみたり、

自分の守備範囲を、1ミリでも、今までより広げていけるきっかけになるのではないでしょうか。