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30代サラリーマン応援ブログ。テーマ「仕事」「海外赴任・異文化」「英語学習」「家族」など

現場を知る者

「現場のことが分かっていない」と上司に腹を立てる人は多いし、僕にだってその気持ちはよくわかる。だけど、そういう愚痴を言ってのける人たちから、具体的な改善案が出てくることはまずない、と言い切ってしまってもいいかもしれない。

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とくに海外駐在となると、日本国内とは異質のマネジメントが求められるなか、日本並みの活動や管理レベルを要求される現実に、

「現場のことがなにもわかっちゃいない」と文句のひとつやふたつ、出てくるものだと僕は思っている。

だけど気をつけなくちゃいけないことは、

「だから、できない」

にならないことだと思う。

現場を理解し、実態をよく知る人間は、現実を踏まえた提案を練り出すことに価値が産まれるのであって、

「いまの現場では無理」とか「実態がついてこない」とか、「NO」と言うための抗弁を考えること自体には、一片の価値もない。

「この現状で、いまできることはなにか」

「第一歩、なにから始めるか」

その問いを常に持ち続け、前向きに、ワクワクした気持ちで向き合っていること。

それが、「現場を知る者」の責任ではないか、と僕は思っている。