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30代サラリーマン応援ブログ。テーマ「仕事」「海外赴任・異文化」「英語学習」「家族」など

家づくり(1)「自分の家」をどうするか?「お金」の問題

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社会人になって10年。

家族構成や生活スタイル、自分の趣向などが次第に輪郭を帯び始めることもあり、ちょうどこのタイミングで、人生の基盤となる「住宅」のテーマに取り組むひとも多いように思います。

事実、僕の周囲でも知人が一軒家を建てたとか、先輩や同僚、後輩がマンションを購入したとか、

そういう話をよく聞くようになりました。

そして僕も、同じようにこの「住宅」のテーマに切実に取り組むひとりです。

このコラムでは、家を建てるときに考えるべきこと、ネットで検索しても出てこない「根本思想」の部分を紹介したいと思います。短い記事ですが、はじめてこの「住居問題」に取り組む人たちが、納得のいく家を手に入れるためのヒントとなれば幸いです。

―持ち家か、賃貸か。

まず「住宅」のテーマに取り組むとき、この二択で迷うものですが、僕は「持ち家」を選択しました。よく「持ち家派」のデメリットとして、

長期住宅ローンや固定資産税の負担、補修・修繕費の発生、そして、簡単に住まいを変えることができない、ということが挙げられます。

つまり、「お金」の問題と、「定住」の問題です。

1つ目の「お金」の問題に対しては、僕は悩む必要はないと思っています。なぜなら、事前にシミュレーションし、対応策を考えることができるから、です。

長期ローンを組む場合、月々の返済額をいくらに設定するか?いくらまでなら返済能力があるか?は、自分で考え、自分で決めることが可能です。金利に関しても、長期固定金利を選択すれば、金利負担額の見通しも立てられます。

また固定資産税も、補修・修繕費も、「発生することが確実」であるならば、将来に向けて準備をし、対応すればいいというだけのことなので、

「お金」の問題への対応は難しくない、と僕は思います。

大切なのは、目のまえの「住宅購入に伴うお金の問題」だけにとらわれず、一歩引いて、人生をトータルで見通すということ。

子どもの教育費や自分たち夫婦の老後資金、車の買い替え等、自分の家族がこれからどのような生活を送り、発生する費用にどう対処するか?

夫婦で話し合い、課題を共有し、必要な準備を始めることが大切です。

我が家もライフプランシートをつくり、妻と話し合いをしながら、住宅ローン負担額を設定しました。我が家の場合、「将来の収入」をどう考えるか?について、次のルールを設定しました。

・希望的観測で将来の収入を計画しない。

・妻の収入を最初からアテにしない。

・ボーナス返済を計画しない。

初めは手堅く見通しを立て、どうしても必要なときだけ、次善策を考える(一定期間だけ妻の収入を入れる、最低限のボーナス返済額を設定するなど)。

夫婦で課題を共有し、互いが良きパートナーとして、この共通課題に取り組む。これができれば、「お金」の問題は解決できます。

―さて2つ目の「定住」の問題。

僕の根本思想はこの問題にこそ深く関わるのですが、次回の記事でお話させていただきます。