仕事に役立つ能力やスキルを勉強する前に
仕事に役立つ能力やスキルを上げるための勉強よりも、もっと大切なことがあると思います。
それは、「気配りのできる人間」になるということ。
気配りとは、相手が求めていること、必要としていること、してほしいと感じていることを察知する感性です。この感性を日々養うよう心がけることは、仕事に役立つ能力やスキルを勉強する以前に、よっぽど大事なんじゃないかと思います。
たとえば、上司に叱られたり、仕事でうまくいかなかった経験は誰にもあると思いますが、そのとき自分に足りなかったのは、仕事に役立つ能力やスキルだったのか。
きっと、違うんじゃないかと思うのです。
振り返ってみると、当たり前のことが当たり前にできていなかった、もっと周囲に気を配ったり、相手の立場を思いやるべきだったと反省することがほとんどです。
だから、「気配りのできる人間」になることを、僕は優先したいと思う。
この土台がない限り、いくら仕事に役立つ能力やスキルを積み上げてもきっとうまくいかないだろう、と僕は思います。