仕事を楽しむということ
仕事とは、問題解決のプロセスの連続である。
そんなふうに考えてみると、会社という枠組みのなかで否応なしにやっている日々の仕事にも、ぐっと奥行きが出てくるように感じます。
つまり僕たちは、働くことを通じて、「問題解決のセンス」を研ぎ澄ましている。たとえ特定の会社の、特定の場面でしか役に立たないように見える業務のなかにも、きっと、僕たちがより良い判断をし、トラブルを回避し、自分をもっと活かすためのヒントがある。
こういう小さな気づきから、仕事を楽しむ余裕を身につけたいものです。
僕たちは生きるうえで、数え切れないほどの問題にぶつかります。
仕事を一生懸命にやる、ということは、だからきっとこれからも問題だらけの僕たちの日々を、ほんのちょっとでも心地よく、リラックスして過ごせるようになるための、暮らしのセンスを磨くことにつながっているのではないか。
そんなことを、最近は考えています。